*** 2021.11〜 NEW蘭のページオープン ***  


 一般に栽培は難しいといわれる洋蘭ですが、反面、栽培を楽しんでいる人は沢山います。  それには少しのコツをマスターする必要があるようですが、そんなに難しいものではないようです。  とにかく丈夫な洋蘭ですから、是非栽培を楽しみましょう。

(2007.11.18) 洋蘭栽培の規模を減らしています。 矢張り冬場の加温やスペースの関係で手入れが出来なくなりつつあるからです。 代わりに、東洋蘭の栽培を始めました。 今後は東洋蘭の話を徐々に増やして生きたいと思っています。



ミルトニア 030914
2007.11〜   東洋蘭 開花NEW
2007.11〜     オドントグロッサム ワイルドキャット "マリー"  2004.01 開花NEW
2003.09〜   ミルトニア2002 購入
2002.12〜   オドントグロッサム ワイルドキャット "マリー"   2002.12.29 購入 
2002.07〜   グラマトフィラム スクリプタム "ヒヒマヌ"  2002.07.23 購入
2002.06〜   デンドロビューム ミヤケイ が開花しました。
2002.05.12   パフィオ が開花しました。
2002.04.28   カトレア 3種が開花しました。
2002.03.16   Angcst Rexが開花しました。 一年間、頑張った成果です。



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フラーリッシュ

特徴

一般家庭で栽培する洋蘭としては、もっともポピュラーです。暑さ寒さにも強く 成長も良好で、幾つかのポイントを誤らなければ毎年花が楽しめます。

栽培のポイント

通風と日光を好みます。五月頃からは屋外の風 と日のよく当たる場所で栽培します また肥料を大変好みますので、他の蘭に比べて多肥栽培をします。

シンビジューム年間栽培早見表
季節 備考
  4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3  
置場         屋外           室内      
水やり      2,3日 に1回   毎日   2,3日 に1回     乾けば    
肥料                    
病害虫                    
他作業             1バルブに1芽

植…・植え替え適期

芽…・余分な新芽取り

シンビジューム栽培あれこれ
置き場所 最低気温が10度を超えたら屋外栽培をする。日光によく当て、風通しの良い台の上等に置く。
風通しが良いと、葉が足れにくくなる。また日焼けも予防できる。花の時期は室内ですが、窓辺 に置いて、ここでもできるだけ日光に当てる。
水・肥料 多肥栽培を好む例外的な洋蘭で、新芽が出てある程度たったら毎月一回一掴みの有機肥料 を与える。ただし、真夏の8月は避ける。水も5月以降毎日でも良いし、梅雨時の雨に当ててもいい
その他 新芽がたくさん出るが、栄養分散を防ぐため1バルブに1芽にする。(芽かき)
植え替えはバルブが増えて、鉢の用土が見えなくなってから行う。用度は軽石、バークなどの 混合用土として、売られている物で良い。株分けは最低3バルブ単位にする。


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特徴

一般家庭で栽培する洋蘭としては、ポピュラーです。暑さ寒さにも強く 成長も良好で、幾つかのポイントを誤らなければ毎年花が楽しめます。

栽培のポイント

通風と強い日光を好みます。四月頃からは屋外の風 と日のよく当たる場所で栽培しますが、梅雨明け後は若干の遮光をしたほ うが安全です。

デンドロビューム年間栽培早見表
季節 備考
  4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3  
置場         屋外           室内     寒さに当てる事
水やり      2,3日 に1回   毎日   2,3日 に1回     乾けば    
肥料                        
病害虫                    
他作業   高芽 高芽                    

植…・植え替え適期

高芽…・余分な高芽取り

デンドロビューム(ノビル系)栽培あれこれ
置き場所 最低気温が10度を超えたら屋外栽培をする。日光によく当てる。シンビジュームより日焼け に強いが、心配なら30%の日よけをする。ただし、西日は避ける。
秋は寒さに当てる必要が有るため、最低温度が零度近くなるまで外に出しておく。 ただし、それ以下になると枯れる。
水・肥料 一般的な洋蘭と同じで、新芽が出てきてから肥料を与えるが、水肥を中心にする。固形肥料は夏前迄とする。 水肥も秋以降効かせておくと花芽ができないので注意。
その他 新芽は全て育ててよい。春の花芽の発生時期に高温だったりすると花芽が高芽になる事がある。これはある程度 成長させてから取り外して別の鉢にするか、即廃棄する。
一般に家庭栽培すると、今年発生した新芽が生長し、 冬に落葉し、さらにそのまま一年たった翌年の春に開花する。つまり新芽から開花までに2年要する。今年の新芽 が翌年花を付けないのは自然なので、そのままもう一年待つ。(プロは今年生長した新芽に翌年の春は名を 咲かせる事ができる 全てのバルブに花を付けた物を購入すると次の花は2年後になる)


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特徴

カトレアは洋蘭の代表です。華やかな印象で披露宴のブーケとしてもお馴染み でしょう。しかし、一般家庭で栽培する洋蘭としては、敬遠されていないでしょうか。 栽培は困難で有るという先入観念が有るのでしょうか。でも実は私が洋蘭を始 める人に真っ先に勧めたいのがカトレアなのです。一部を除いて意外と可能なんです。

栽培のポイント

通風と日光を好みますが、梅雨明け後では葉焼けを起こしますので 50%くらいの日除けが必要です。五月下旬頃からは屋外の風と日のよく当 たる場所で栽培します

カトレア年間栽培早見表

季節 備考
  4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3  
置場         屋外           室内     日焼けに注意
水やり      2,3日 に1回   毎日   2,3日 に1回     乾けば    
肥料                            
病害虫                    
他作業                          

植…・植え替え適期

カトレア栽培あれこれ
置き場所 最低気温が15度を超えたら屋外栽培をする。日光によく当てるが、日焼けしやすいので、必ず50%の日よけを する。また。風通しにも気を付け、株が蒸れないようにする事。秋も早めに室内に取り込む。 この場合でも、窓辺に置いてできるだけ日を当てる事。
水・肥料 一般的な洋蘭と同じで、新芽が出てきてから肥料を与えるが、水肥を中心にする。固形肥料は夏前迄とする。
その他 新芽は全て育ててよい。植え替えはできるだけ小さな鉢を使用する。鉢が大きいと根を鉢一杯に 伸ばすのに時間がかかり、肝心の芽の成長が遅れ、花が付きにくい。
カイガラムシに注意し、見付次第歯ブラシなどで落とす事。


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その他の洋蘭

花屋さんでよく見かけるその他の種類についてまとめておきます 胡蝶蘭...よく見かける蘭で贈答品にも良く 使用されますが、家庭での栽培となると難しい種類です。最大の理由は冬季の温度の確保が 困難だからです。15度を目標にしますが、なかなか困難です。ミルトニア...花が可憐で、洋蘭らしくない 洋蘭ですが、暑さに弱く夏季にだめにすることが多いです。オンシジューム...黄色い小塙を鈴なりになら せる種類が多いです。最近花の大きさも随分大きいものが出まわってきて豪華さも加わりました 。暑さ寒さにも強くおすすめの品種です。パフィオペデュラム...食虫植物のような袋に みえる花を咲かせる種類で最近一般の花屋さんでもよく見かけるようになりました。以前は渋い 花色が多かったのですが、今は赤、黄、白、緑と増えています。胡蝶蘭ほどの高温は不要で案 外家庭でも栽培可能です。バンダ...紫色の網目の入った花輪咲かせる 種類が多いので良く目立つと思います。冬季に高温を要すので一般には難しい種類かもしれま せん。種類(または固体)によって開花しやすいものとしずらいものがあるので注意が必要です。



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特徴

セントポーリアは室内栽培植物の代表といえるでしょう。中々気難しい性質を持っていますが、 うまく育てる事ができれば一年中花を咲かせる事ができます。 花色も多く葉に斑の入る種 類も有りバリエーションが楽しめます

栽培のポイント

基本的には一年中室内で育てます。この時蒸れないように注意します。水遣りには メリハリガ必要です。毎日決めてやるのではなく一旦乾いたら水をやるようにします。 また夏場はどう手入れをしても弱っていますから開花を期待せず涼しくなりのを待つほうが 良いかもしれません。

今月のセントポーリア

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