ケヤリとイソギンチャクを飼育する水槽のつもりですが、ちょっと水槽が寒々しいので他の無脊椎を少しだけ入れてみました。
イソギンチャクもケヤリも全て無脊椎ですが・・・ 01.03.29 魚たち UP

ハナガササンゴ

<ハナガササンゴ>

 これは良く見かけるサンゴです。全体的に薄い黄緑と茶色に染められています。体を大きく広げて見応えがあります。強光が良いようですが長時間当てすぎると萎れるようです。水槽全体に液体フードを入れれば十分のようです。次のコエダナガレサンゴと全く同様に飼育しています

コエダナガレサンゴ

<コエダナガレサンゴ>

 極一般的なタイプで、濃い茶色のポリフで先が濃い緑色のものです。調子がいいとポリプ全体を大きく広げて見応えがあります。強光が良いようですが長時間当てすぎると萎れるようです。給餌は特になしで、水槽全体に液体フードを入れれば十分のようです。

スターポリプ

<スターポリプ>

 ムラサキハナヅタという言い方もあるサンゴです。スターポリプという方が一般的な言い方で、色彩などにいろいろなバリエーションがあります。今のものは、先の方が若干緑で全体には茶色の触手を持ち、触手の中心が白い球のものです。光が好きなようです。餌は液体フードを水槽全体に与えています。水流は弱め。照明は強めにしています。

グリーンボタン

<グリーンボタンサンゴ>

  グリーンボタンの名前でショップにでてました。図鑑などを見てもその名前は出てきません。開いた触手(?)が濃い緑色をしたサンゴでキノコのように直立しています。直立する茎の表面や触手の外側は白っぽい色をしています。特に給餌はしていませんが魚用のフレークなどが落ちると触手をすぼめて食べていますので、定期的に何か与えた方がいいのかもしれません。スナギンチャクの仲間かもしれません。光、水流とも中位にしてます。


<タマイワスナギンチャク ?>

画像よりは黄色味がかっているサンゴです。15cm程の棒状の岩にビッシリとついています。どちらが上かさえ良くわかりませんでした。名前が良くわからなくていろいろ調べたのですが、タマイワスナギンチャクが一番似ているるようです。昼間は1cmほどの小さなポリプを広げています。

アワサンゴ ?

<アワサンゴ>

 ショップではアワサンゴとして売られていたものですが触手の数が合わないので、ハナガササンゴかも知れません。ポリプは5mm程の小さなものですが蛍光グリーンらしくきれいな緑色をしておりブルーの照明の下では光っているように見えます。土台も含め小さいためよく落ちてしまう。

ミズタマサンゴ

<ミズタマサンゴ>

 バブルコーラルという言い方もあります。日中は画像にあるように、表面に風船(バブル)をつけたように見えます。夜間はこの風船が萎んで小さな棘のような触手が沢山現れ、全く姿を変えてしまいます。そして、その真ん中に大きな口があります。餌を良く食べますので、夜間にこの口の近くに餌をを与えます。

ディスクコーラル


<ディスクコーラル>

 種類により、干した椎茸をひっくり返して岩に張り付けたような形のものやキノコのように岩から立ち上がっているものなど様々あります。色も赤、青、緑、茶色などたくさんあり、さらに蛍光色のものもあります。うちのディスクコーラルは「グリーンのバブルタイプ」といわれて売られていました。ブルーの照明下で見ると光って見えます。良く見ると小さな赤色タイプのものが一つ紛れ込んでいました。土台の岩に全体がベタッと付くタイプ。動きや体表の変化はほとんどみられず餌をとっているかもわかりませでしたが、ある日、試しに餌をやったところ、体形が大きく変化しました。ブルーの照明が必要。水流は静かな方が良い。

 右の画像が上と同じディスクコーラルであることが信じられますか。右の画像は上のディスクコーラルに餌を与えた直後の画像で、ものの1分とたっていないでしょう。餌を与えると開いたポリプを端から捲りあげ餌を取り込んでしまいます。今、表になっている部分は普段は裏側にあって見えない部分です。

食後のディスク

イボヤギ

<イボヤギ>

常にきれいなオレンジ色をしています。昼間はタコの吸盤のようにポリプを縮めて触手を広げず、夜間はポリプを伸ばし、さらに黄色の触手も伸ばすはずですが、うちのはまだあまり触手が延びません。夜間餌を与えるようにして、やっと少し触手が伸びてくるようになってきました。給餌はクリルやフレークなど。水流は強めで照明は弱めにしてます。

クサビライシ オレンジ

<クサビライシ>

 お馴染みのクサビライシです。二枚貝をふせたような形をしています。ショップのセール品で購入したものですが、殆ど変化が無く生きているのか死んでいるのかすら良くわかりません。灯りを消すと表面に小さな点々が出てくるので多分生きているんだと思います。

トサカ

<トサカsp>

 トサカはとても難しいものという気がします。種類も性格も色々で、どうすれば直立した形のままま飼育できるのかわかりません。 この固体は、「蛍光とさか」 して売られていたものです。元々幹が丈夫なせいか萎れたりせず元気です。画像は昼の状態ですが、夜、灯りを消すと半分くらいの大きさに縮みます。


 一緒の水槽にいる魚たちです。 イソギンチャクやケヤリに悪さしなくて、かつ病気に強い (薬を使えない水槽なので) 魚を入れています。

マンジュウイシモチ


<マンジュウイシモチ>

 お馴染みの魚です。派手派手の体色で目立ちますが、行動はとても大人しく、回りに迷惑をかけるようなことはありません。水の中に静止していることが多いのですが、餌(冷凍シュリンプ)を与えると思いかけない素早さで捕食します。 
シモフリタナバタウオ
<シモフリタナバタウオ>

 先代のサンゴ水槽のときからの古株です。普段は岩陰に隠れていることが多くあまり目立つ方ではありません。体色は黒字の白い星が沢山入り、なかなか奇麗なものです。長く居ますが、私には挑戦的で慣れてくれません。今でも何かの拍子に眼があうと威嚇してきます。 この魚の威嚇方法はひれを体の周りに広げてラグビーボールのようになって、尾ひれの方から向かってくる素振りを見せます。(左の画像の形)。 それでもダメとみたら、右の画像のように、ひれを裂け目(?)のように見せてきます。 いずれも擬態しているウツボに似せたポーズと思います。

シモフリタナバタウオ

カクレクマノミ

<カクレクマノミ>

 これもお馴染みのカクレクマノミです。大小二匹いますがオス・メスなのかはわかりません。とりあえずは仲がいいです。先日までいたイソギンチャクが☆になっていしまい少し淋しそうです。最近は、コエダナガレサンゴの触手にもぐりこもうとしています。新しいイソギンを購入しなければ・・・。

レッドスクーター

<レッドスクーター (?)>

 ショップでレッドスクーターと称して売っていたものですが、図鑑などでははっきり確認できません。 いいかげんなショップで買ったのもですから、名前が違うかもしれません。「ラス」の一種かなとも思ってます。性格はおとなしいほうで、他の魚との折り合いもいいし問題ありません。一度水槽を飛び出して危うく日干しになりかけました。

ニシキテグリ

<ニシキテグリ>

 最後はニシキテグリです。派手派手の色彩でよくショップでも目立ちます。一匹いるとアクセントにとても良い魚です。胸鰭を素早く動かして泳ぎます。 この魚も寝るときには砂に潜るのでしょうか、朝見ると体中砂だらけのことが多いです