最近の飼育(11.12.03)

 最近の飼育状況についてです。 ここの所、飼育についてはなんら問題が出ていません。 安定してます。 飼育している魚は、ナミチョウチョウウオ−4、セグロチョウチョウウオ−1、トゲチョウチョウウオ−3、フウライチョウチョウウオ−1、アケボノチョウチョウウオ−1、チョウハン−1、ソラスズメダイ−1 で合計12匹ですね。 これらの魚たちが、90x45x45 のオニバーフロー水槽に入っています。 濾過槽は本水槽と同サイズです。 そこを4区分し、そのつちの2区分にネットに入れた濾過用の珊瑚石が入っています。 量はどれくらいか量った事はありませんが、取り出すことを考えるとイヤになるほどの量です。 揚水用のポンプは多分レイシーの水陸両用ポンプ。 型番は分かりません。 当然、揚水量も分かりません。 このポンプで海水を揚げている途中にカミハタの殺菌灯がついています。 これに冬用のヒーターと殆ど点けない蛍光灯です。 基本的にはこれだけの設備です。 

 水替えは水を加温しないで良い時期に、気が向いたらします。 今年は7月に50%位替えたと思います。 海水濃度は水替えの時にはかりますが、その他は大体です。 水が減ってきたらその分水を入れるだけです。 水質の測定もしません。 第一、測る試薬がありません。 飼育始めの頃は気にした時代も有ったんですがね。 まぁー、知らなくても何とかなります。 
 餌は基本的にT社のマリンOラニュールです。 ただ、今年はマメチョウが増えたので、ある程度の大きさに成るまでは同じ餌のミニOラニュールの方がいいだろうと混ぜて与えだしました。 今はフードタイマーで一日四回給餌するようにセットしてあります。 量は大分少な目と思います。 また、サービスで一日一回朝ですが、冷凍浅利を開いて、一個か二個与えてます。 やはりマメチョウが多いので、少しでも栄養補給になるかと思ってあげてます。 ですから。浅利の貝殻掃除もかねて掃除はします。 週一ですね。 底砂は敷いてないので網を使って貝殻と大きなゴミと食ぺ残しを掬い取り、その後にガラスの苔を落とします。 この時、汚れた水が水槽内に蔓延しますが気にしても仕方ないので魚に我慢してもらってます。 これでは真面目に海水魚飼育と海水管理をしている人には怒られますね。 それでもここ数年は全く病気も出ていません。 あのシツコい白点病に悩ませられる事もありません。 多分なんですが、ろ過がしっかり安定しているので白点の発生を抑えていのだと思いますし、やはり殺菌灯が有効に効いていると思います。
 ろ過はいじりません。 物理ろ過を抜けたゴミが溜まっているのは知っていますが、あえてそれらの掃除のためにろ材を動かす気はありません。 調子のいい時は一切いじらないほうがいいでしょう。 週に一度、水槽内掃除と物理ろ過のウールを替えるだけで十分です。

 水槽に近づくとマメチョウ達が寄って来ます。 餌が欲しいだけなんですが、それでも何だか楽しい気分になります。 昔、チョウチョウウオの乱舞する水槽を作るのが夢でした。 どのへんからを乱舞というかは難しいですが、そんな感じの水槽に成りつつある気がします。


トゲチョウ (10.10.31)

 家の水槽で飼育しているトゲチョウチョウウオです。 採集ものです。 採集したときから少し色合いの変わったトゲチョウだなと思っていたのですが、大きく育った今でも少し普通のトゲチョウとは色合いが違うようです。 

 どこが違うかというと、全体に色が黒っぽくくすんでいます。 特に尾鰭の付け根辺りに黒が強く入っています。 また、体全体の白も濁っていてトゲチョウの特徴の白さはありません。 黒い縞模様も太く滲んでいるような気がします。 画像は加工してあります。 画像ほどの光沢感はありません。 

 体色の感じが異なっている原因ですが、飼育中の原因で色合いが変わるとすると、例えば、病気の治療用の薬の影響が考えられます。 このトゲチョウも白点病の治療薬として硫酸銅を使用されています。 この影響が一つ考えられます。 次に考えられるのは元々のこの魚の色合いで個性であるということ。 つまり何の影響も受けてないトゲチョウのバリエーションの一つということです。 

 左の画像が採集したときのものです。 採集したときには最初トゲとは思えずに、暫く考えたことを覚えています。 採集したときから、このサイズのトゲチョウにしては赤みが少なく、全体に色がボヤッとしていて。 体の下半分の黒色が目立っていました。 やはり個性なんでしょうね、この固体の。 因みにこのトゲチョウは 2006年9月に採集し、家に来て丸4年たったものです。
 今年採集したトゲの画像が右側です。 こんな感じで採集できるようなサイズのトゲは黄色より赤色という印象になるんですがね。