サザナミ報告・他 (07.07.28) |
今日、7月28日は大潮です。 私の採集は、夏休み期間は家族連れ等が多くて磯が騒がしいので行わないのが通例ですが、前回の磯行でチョウの出足が良さそうに感じたので出かけて見ました。
・・・結果(早ッ!)、ナミチョウが沢山出ていました。 2004年の磯とまではいきませんが、今の時期にしては異例と言って良いほど沢山いました。 普段なら覗きもしない内陸に近い少しドロッとする感じの潮溜まりにもナミチョウの姿が見えました。 ただ、少しおかしいのはいつも期待が大きい右側には姿が見えなくて、正面と左側の磯に姿が見られた事です。 正面の磯には採集をしてから初めて見るような名前不明の魚も見られました。 あれは何なんでしょうか・・・。 etoさんが調べてくれるでしょう。 (特徴 5cmのサメ形、胸鰭がホウボウのように横に丸く広がる、胸鰭の一部が髭のように細く分かれている・・・。 多分、etoさんならこれで十分でしょう) アッ、採集したのはナミチョウ一匹だけです。 では、今回のメインテーマへ・・・
先週私のBBSへ書き込みをしてくれたKAZUさんやmiuraさんからサザナミの画像のアップのリクエストがありました。 このサザナミは去年の10月14日にmiuraさんから頂いたものです。 左の画像がその当時のものですが、大きさは15mm程度でしょうか。 画像下部の黒点が約10mm幅です。 まだ白線が3本しかない本当のチビちゃんでした。 このサザナミが大分大きくなたということをBBSに書いたところ、最近の画像をアップと言うことになりました。
で、これが今日のサザナミ君の画像です。 水槽の中で泳いでいるところを外から撮ろうと思いましたが、このサザナミ君は水槽一の体形で親分なのでありますが、カメラが嫌いらしくカメラを向けると石の間に入り込み全然出てきてくれません。 仕方無しに網で掬って手の平上の撮影となりました。 ウ〜ム、でかくなりましたネ〜。 私の手の指幅は楽にオーバーですね。 体の厚みと重さもたいしたものです。 色もきれです。 白線の一部が切れてます。 miuraさんから頂いたときには体の反対側は既に切れていましたが、何時の間にかこちら側も切れたようです。 ほぼ対称なところがきれています。 体の傷や寄生虫では無く、皮膚は綺麗でした。
水槽は今、大変安定していて白点病等の発生は一切有りません。 水替えも自然蒸発した分の水を塩分を確認しながら補充するだけです。 全くと言って良いほどメンテしていません。 それでも良い状態です。 私のように手を抜くのは本当はいけないのでしょうが、安定している以上手を出す気にはなれません。 最近、朝夕に冷凍浅利のみじん切りを2個分魚に与えるようにしています。 これは、餌付け完了前のナミチョウが餌付けボックスを脱走して本水槽の岩陰に逃げ込んでしまったためです。 石をどけて水槽を引っ掻き回す気にもなれず、さりとて餌付け済みの魚用の乾燥飼料ではナミチョウは食べてくれないのです。 そのため、乾燥飼料とは別に浅利を流すようにしているのです。 勿論脱走したナミチョウもこれを食べていますが、他の魚も当然口にしています。 それを見ていると矢張り乾燥飼料だけでは、本当は魚は満足していないのだなと思わざるを得ません。 別に浅利を上げ出したからといって、乾燥飼料を食べなくなったわけでは無く、両方食べますので暫くはこのパターンでいきたいと思います。
と言うわけで今回は採集関係を含め、飼育のページにアップさせていただきました。 画像が大きくて申し訳ありません。 しかし、飼育のコーナーは3年間も更新していなかったのですね、今日気がつきました。
今年は・・・ (04.01.04) |
あっという間に平成16年の正月も過ぎ、 明日からはまた普通のサラリーマン生活が始まります。 サラリーマン新年は28回目となります。 毎年毎年代わり映えのしない繰り返しではありますが、昨年の大晦日に三浦半島のある港へ行ってきました。 12月の初旬にいたハタタテがまだいるか見に行ったのです。 大晦日に海へ行くか!? この辺がここ数年の変化でしょう。 何の因果か魚採集を始めてしまっての変化です。 この年末年始の休みも半分は水槽を掃除したり、魚の餌付けをしたりの自分を見てると、また今年も死滅回遊魚の採集に磯を飛び回ることになるのでしょうね〜。 でも、年間を通して、魚採りやら魚飼育をしていない自分を考えると、殆どの休日をボーッとすごしている自分が見えるわけで、この魚採りの趣味は大事な意味のあるものになってきているのは間違いないようであります。 ってな訳で今年もまた魚採りへ行くのでしょう。
などと、つまらんことを書いてみたりしておりますが、海水魚飼育と何の関係があるやと訊かれれば、何も関係ありませんでは叱られますね。 なので,ついでに書くと、左の画像はお馴染みロックビューティーとヤスジチョウチョウウオであります。 ヤスジはポリプ食性のチョウチョウウオですからなかなか普通の餌に馴染んでくれません。 なんとかポリプ食のチョウを餌付けてみたいと考え、普通は小さ目のものを手に入れるのですが、今回のヤスジは大きくも無く小さくも無くというサイズを入手しました。(エエイッ、なんのこっちゃ!) 最初は単独飼育で冷凍のブラインシュリンプを与えました。 その後、シュリンプと冷凍アサリをミンチにしたものをアサリの貝殻につけて与え、ここ二三日はミンチの半分を人工飼料にしています。 最初の冷凍シュリンプを食べているのを確認するのに1週間以上掛かりましたが、その後はよく食べて順調に人工飼料も口にするようになってきていますので望みが出てきました。 最初にシュリンプを口にするまでの体力が持続できたようです。 いつもの小さめサイズでは途中でダウンしていたかもしれません。 今後のポリプ食チョウを餌付けるヒントかもしれません。
さ〜て、こうなると次はトノサマ、ウミヅキ、ミスジといきたいですね〜、kazuさん!!