相変わらず水槽の苔は発生していますが、その量は少しずつ減ってきているような気がします。 水槽回りの点検をしましょう。 特に設置間もない水槽では思わぬところに不具合を発見するものです。 今回は配管回りに塩だれを見つけました。 塩だれというのは配管のつなぎ目などから少しずつ海水が漏れてきて水分が蒸発し、後に塩分が乾いて残ることです。 左の画像の左側はL字と直線の塩ビ管の繋ぎ目に発生した塩だれです。 これくらいの塩だれはまだまだ可愛いうちでしょう。 右の画像はO/Fの底板貫通部分と直線管の繋ぎ目で発生した塩だれです。 これはちょっと酷いですね。 潮が茶色に見えるのは水槽台の鉄を錆びさせているためです。 塩だれの元になる海水は床を汚したり、金属部分を錆びさせるだけでなく、水槽回りの電気器具に達した場合、漏電や器具の故障を招きます。 今の水槽の維持は電気無しには考えられませんが、電気と海水の相性は大変悪く、危険です。 できるだけ塩だれは発生させないようにしたいものです。 (しかし、右の画像の塩だれは酷いナァ〜。 だれの水槽なんじゃ?! ハイ、私ンです m(_)m )
塩だれは画像のように水の通路の繋ぎ目に発生することが殆どです。 繋ぎ目を接着剤で予め接着して配管するのが良いのですが、こうすると後々の配管変更ができなくなります。 この兼ね合いが難しいところです。 接着剤を使う以外には繋ぎ目に水道配管用のシールテープを張る方法があります。 これも完全ではなく、かつまくのにコツがいりますが、旨くいけばこれだけで水漏れを止めることができます。 ホームセンターの水道部品(蛇口やコマなどを売っているコーナー)にあり、200円以下ですから一つ用意しておくといいかもしれません。 また、左上の画像程度でしたらビニルテープを旨く巻ければ止められるかもしれません。 何れにしろ、一度運転を開始したシステムの塩だれ補修は大変です。 時には部屋中を水浸しにしてしまうでしょう。 試運転のうちに十分観察をしておきましょう。
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魚を見る以外にも時には配管回りをチェックしよう。
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